【過去記事】焦燥。

小学生の頃から仲良しの希死念慮と戦う日々。
これは生涯消えることがないんだろうなぁ、と。
普段から死にたい死にたいと思っている訳ではないが、ふとした瞬間、何か考え事の先、眠る前のぼんやりとした時間、様々なところからそいつはやってきて、あぁ、死ねば楽になれるのになぁと考えてしまう。
 
とにかく焦っている。
生活のリズムも少しではあるが安定してきている。
本来ならいい加減に職を探すなりなんなりせねばならないのだろうが、時々来る津波のような睡魔で半日以上眠ったり、薬を飲んでも全く眠れず朝になったりするような日があり、それが不安の種で足踏みしている。
また、精神も良くはなく、外出もシャワーもつらい。
 
結局、普通にはまだまだ程遠いのだ。
 
以前と比べて良くなったところなんてものは数えても意味がなく、常に今日、もしくは今なにかできるようにならなければいけないような気がしていて、滅入ってくる。
 
自分を追い詰めても責めても何も好転しないのだが、分かってはいても、気を紛らわすにはあまりにも長い一日々々の時間がそれを許さない。
 
窮屈で退屈で無意味に過ぎる日々と、決して特別でもないはずの、自分には無関係であるはずの、世間の年越しへと向かう加速感が焦りを生む。
 
焦ってはいけない、考えすぎてはいけない、きっと大丈夫。
今となっては誰の声とも分からないその無意味で虚しい響きが頭の中に静かにこだまする。
 
今、無力感に苛まれながら、ただ焦っている。