【過去記事】大いなる矛盾

今の自分は過去の結果的存在であり、尚且つ未来に対する原因的な存在だ。
絶対的な矛盾を孕んでいながら、それはひとつであり、それは矛盾的自己同一という。
全く違う二極が全体でひとつになるのだ。
太極図がまさにそれを表している。
 
どうでもいい。
 
先々の事を見ない振りをしつつ生きている。
結果的存在と原因的存在を別のように書いた。
確かに別ではあるのだが、平たく言えば連続した自身という存在のワンシーンと捉えると繋がっても見えてくる。
 
過去の自分が起こした過ちを引き摺りながらその先にある物も見ず、かと言って今の現実を直視することもなく、それでも時間は過ぎ去って、またやってくる。
 
連続した単一の自分。
どこを輪切りにしてみても同じような光景ばかりだ。
 
何度決意をしても何度後悔しても変わらない景色の中に何か変化を齎すヒントはあるのか。